【インタビュー】自然光ジャスティス!カメラ女子「ヨッサン」さんに”コスプレ写真”の想いをお聞きしました

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Interview|ヨッサン(カメラマン)

自然光を愛する女子カメラマン「ヨッサン」をインタビュー。撮影者としての目線でコスプレ撮影に対する想いや、印象に残るエピソードなどをお聞きしました。

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 Q1:写真を始めよう、コスプレイヤーさんを撮影しようと思ったきっかけは?

カメラを始めたのはライブのスチールカメラマンさんが気になったことがきっかけで、初めて撮影した作品はコードギアスでした。当時はまだ自分でもコスプレをしていたのですが、友達をロケで撮影したことで「あれ?自分でやるより、カメラで撮らせてもらう方が楽しいのでは…?」となり、そこから完全に撮影側へと移行していった感じです。

※下記よりヨッサンさん提供写真

Q2:カメラのメーカーさんはどこを愛用していますか?

始めてから今までずっと「Nikon」です!ライブで見たスチールカメラマンさんがたまたまNikonを使っておりまして、参考にして購入しました。

Q3:自然光・ストロボどちらの撮影頻度が高いですか?

自然光が9、ストロボが1くらいです。天気は、朝の光が理想ですが、曇天が余計な光がない(フラット)で一番好きです。自然光は2度と同じ瞬間が無い分、日没までの逆算が難しいと感じます。最近はストロボもガッツリライティングだぜ!と言うよりもバウンスさせての使用がほぼです。前に咎狗やFree!の凛ちゃんなどでライティングをいっぱいやった時期があるんですが、その時の写真も好きなものが多いので、がっつりかっこいい写真もまた挑戦してみたいです!

※バウンス:天井などにストロボの光を反射させて、被写体に向けて発光させること

Q4:撮影の際に気を付けていることはありますか?

技術的な面ではピントを外さないこと。レイヤーさんの衣装やウィッグがベストな状態か見ること。撮影では、被写体さんの良い角度探し、構図、シャッターを切るタイミングは全くもって考えてません。思うがままに撮ってます。撮影の際というか、撮影の前の話になるかもしれませんが、人となりをお互い知ってから撮影に行きたいなって思うので、先にご飯をして交流から段階を踏んでいくことが多いです。

Q5:ここは譲れない!という撮影のこだわりポイントはありますか?

自分自身が我が強いカメラマンではないためか、あまりないです。笑 撮影の際は彩度をがっつり下げて、色に関してはカメラ上でその場で作っています。あとはRAW現像はせず、jpegのみで撮ることが多いです。構図には関しては、あまり日の丸構図にはしないこと、かな?あとはみなさんそうだと思うのですが、とにかくその作品が好き!撮ってる被写体さんのことが好き!っていう気持ちです!

※RAW現像:撮影時のカメラの設定に関係なく、色味や明るさなどの調整を、画質を劣化させることなく行うこと ※日の丸構図:被写体を中央に配置する構図のこと

Q6:カメラ関係のおすすめグッズや、愛用しているものはありますか?

レンズはこんな感じのをよく使っています!

■SIGMA 単焦点標準レンズ 50mm F1.4

■TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8

Q7:思い入れのある撮影は?

精神的な面で一番思い入れがあるのは銀魂の写真集で「一縷の望み」を出したときですかね。写真集の締切までギリギリ粘って撮影をしたり、極寒の中で何度もシリアスシーンを撮ったりとか。あとは、銀ちゃんが出ていくシーンがあるんですが、神楽をやっていたゆんちゃんが本気で泣き始め、引っ張られて新八のソラトスグルちゃんも涙をし、撮ってる私も泣いてしまい「駄目!撮れない!」とシャッターを切るのを放棄したり(笑)シーン的にファインダーに入らないくりゅさんも涙目になっちゃったり。全て思い入れが深いです。

あとは、やっぱりシドニーでFree!の松岡凛を撮れたことも感慨深いです。シドニーは最初くりゅさんと聖地巡礼に行くつもりで計画していたのですが「せっかく現地に行くなら撮影したいよね!?」と出発2週間前くらいに思い立ったんです。

シドニーに住んでいる日本人の方、現地のファンの方の協力によって、撮影場所の許可取りをご協力頂きまして実現しました。撮影旅行は3泊5日で、オーストラリアは冬でした。そして連日の長時間の撮影もあり、くりゅさんが熱を出してしまったのですが…気合いで乗り切ったりと、他にも現地で印象に残る出来事続きで、思い出深い撮影となりました(笑)
日本側の聖地の岩美町もめちゃくちゃ最高でまた行きたいですし、Free!の3期(Free!DF)も始まるので、また海外にも聖地が増えたら行きたいな~なんて思ってます!

Q8:ハマっているキャラクターや、アニメは?

今どきのもの!っていうものにハマっていないのですが、ずっとうるさいのはFree!や刀剣です。あとはギアス(コードギアス)が再熱してます。笑
音楽系が元から好きなので、音楽ゲーム系も撮影欲高まってます!他にもアプリゲーも実は色々やっているので撮りたいものは結構あったりします!素直じゃない、実は誰よりも人が大好きだったり人を信じたかったりする不器用キャラにめちゃくちゃ弱いです・・・!

Q9:お気に入りのロケーションは?

お外撮影が基本的に好きです!(直射は苦手なのですが)1番テンションが上がるのは雪撮影です。あとはやっぱりお水のあるところも好きです!

あんまり撮ったことなくて、楽しかったのは向日葵撮影だったので、また行きたいです!

Q10:気になるロケーションは?

廃墟系とか、採石場系のイベントが気になります…!あと絶対にいつか行きたいのはウユニ湖です。あそこで撮影したい・・・!

Q11:撮影時の面白エピソードはありますか?

よく話しておりますが、シドニーの海で撮影しているとき、犬を散歩していたおじさんに、『ちょっと走ってくるからこの犬10分くらい預かってよ!』的なことを言われ、ワンコと撮影したこと(結局30分以上帰ってこなかった…笑)

あとは、オリンピックプール付近で、現地の陽気な外人男性4人組がくりゅ凛さんに絡んで、俺たちとも記念撮影してくれと頼まれたことですね(笑)最終的には君も一緒に入りなよ!といわれ渋りつつもカメラを渡すと、陽気なおじさんがカメラを持って逃げたフリをしてきたり。

シドニーって陽気な人が多くて面白かったです(笑)

Q12:ヨッサンさんの普段はどんな感じですか?

ふだんも見たまんまの人間なんですが、鈍くて、のそのそ動く動物みたいな感じです。覇気がありません。笑よく言われるのはマスコットとかですね。

Q13:ヨッサンさんにとって撮影とは?

たまたま出会った趣味ですが、撮影していなかったら今の友達とも出会っていなかったなーと思うし、記録としてのこせるということがとても素敵だなーと思っています。歳を取っても、頻度は落としても撮影はずっとしてきたいなーと思います。一生の宝物を撮れる素敵な趣味だと思います!

Q14:今後の活動を教えてください!

相変わらず好きなもの、好きな作品を何度も撮っていくと思います!懐かしいジャンルや前にやっていたジャンルを、今撮ったらどうなるかとか自分でも気になるので撮りたいな~、あとジャンルと言うか、その作品ごとのキャラの心情とかを撮っていければいいな~と思っています。最近気になるジャンルにもタイミングを見て撮影に挑みたいです。

アイドル撮影や本気のライブ撮影もしてみたいな…と言い残して終わります。あとポトレはいつでも撮りたいです!!!笑

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■前回のインタビュー/くりゅ(コスプレイヤー)

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